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山陰地方に先月降った雪で土蔵が崩れそうなので解体してくださいとの問い合わせがあり
現場へ行ってみると、ひさしと建物が離れかけていて今にも倒れそうな状況でした。
しかも土蔵のすぐ前には母屋があり、このまま倒れると母屋にまで被害に遭ってしまいます。
そこで急遽母屋に被害が出ないように、つっぱりを取付て解体の準備に入りました。
いざ解体を始め土壁を落としてみると梁が腐ったり、白蟻に食べられていて柱と梁が繋がっていない所があります。
このような状態だと、壊すのは簡単にはいきません。
最終的には壊すのですが、安全に解体作業が出来るように建物を補強してからの解体になります。
土蔵や納屋など、普段使用していない建物も定期的に状態を確認してみてください。
古民家の一番の見所は、やっぱり大きな梁丸太です。
梁丸太をカッコ良く見せることによって雰囲気がよりいっそう良くなります。
しかしその梁丸太も築120年の家で一度も掃除していなければこんなにもホコリが溜まってしまいます。
ホコリの厚さが3cm〜5cmにもなっています。
このホコリを落として綺麗に磨き上げ塗装していきます。
言葉では簡単ですが、磨き上げる際のホコリの量はすごいことになっています。
作業をしてくれる職人さんに感謝です。
今回のお宅は家が大きすぎて、外部に面していない部屋のリフォームです。
四方部屋に囲まれていて日中でも照明をつけないと真っ暗でした。
昼間から照明をつけるのは、電気代も気になりますし、何より気持ちの良いものでは無いですよね。
その部屋を日中は照明をつけず明るく出来たらいいですよね?
はい 出来ました!
まぶしいくらいの太陽の光が入ってきます。
太陽光はいくら使おうとタダです。
これで日中は照明をつけずに過ごせます。
これのすごい所はこの部屋の上には部屋があるということ。
一体どうやって一階のこの部屋まで太陽の光を届けていると思いますか?
皆さんで推理してみてください。